2009.08.17 (月)
必見!
今回の展示では薮内が動物画家への道を進む直接のきっかけとなった手紙などを展示していますが、それに加えてもう一つすごいモノが!
動物学者の今泉先生と福音館書店の松居さんが「世界一詳しい哺乳類図鑑」の挿絵をどうしようか相談している時、今泉先生が一枚の年賀状を松居さんに差し出します。そこには干支であるイノシシがステンシル(型紙)により描かれていました。細密画ではないものの、ちょっと筆で書き足した輪郭が効果的で、何より非常に雰囲気のあるイラストでした。
結果としてそのイラストに惹かれ、松居さんは薮内を一人前の画家にするべく尽力して下さるのですが、その当時のステンシルが現存しており、ショーケースで展示しています!そこには当時高校3年だった薮内により「1958.12」と書かれ、翌年の年賀状用に制作したことがわかります。
つまり、この年賀状が無ければ松居さんの目にとまる事もなかったわけで、「全てはこの型紙からはじまった」ってことですね。
…お盆休みが終わった頃にアナウンスしてどうする、って感じなんですが(一段落したお客さんを呼び戻すため…わざとか!?)。
- 薮内 竜太 |
- 20:43 |
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