2024.08.03 (土)
展示紹介、その3~。
これまでも時々展示をしてますが、「初期作品っていったらコレ外せませんよねー」な、「くじら」(福音館書店/1970年)と「ちーたーのロンボ」(ポプラ社/1970年)。それぞれ構成点数が多い作品なので今回は人気のシーンを中心にしましたが、やっぱ評判いいっすね。それぞれ絶版なのがもったいないなー。そして「風流けもの紳士録」(早川書房/1964年)に「ワンダーブック」(世界文化社)は1970年10月号、「あ・ら・かると」は東京動物園協会発行の「どうぶつと動物園」誌に連載されていた、全国各園の飼育係の方が動物園での日常の小話を記したコラム。そのカットを長年に渡って描いており、今回は展示テーマに合わせて福音館書店在籍中に描いた中からチョイスしました。
それぞれ、ぜひ原画でご覧くださいませ~。
2024.08.02 (金)
展示のご紹介第2弾は、まずは「かがくのとも」。創刊号である「しっぽのはたらき」を筆頭に、福音館在籍中は「とき」「こうていぺんぎん」(ともに1970年)の3冊を手掛けております。それにしても、「こうていぺんぎん」の表紙は何度見ても寒々しい…。今の季節だからいいけど、冬にはちょっと…。
そして今や「ガンバ」に喰われちゃった感がありますが、実は「グリックの冒険」(牧書店/1970年)がシリーズ三部作の最初の作品。ガンバはあくまでも「グリックの冒険」の登場鼠物に過ぎなかったんですけどね。
「こんにちは とり」(学習研究社/1971年)は表1/表4の下絵も一緒に展示してみました。「鳥の世界に大胆に挑戦した初めての絵本」ってタイトルの上に記されてますが…大胆かどうかは、ぜひ閲覧用の棚より手にしてご覧くださいませ~。
2024.08.01 (木)
そういや現在の展示の様子をちゃんとお伝えしてませんでしたね。ですんで改めて今回の展示について~。
開館20周年の本年、前期の展示では「素顔の薮内正幸」と題して全てプライベートで描かれた画だけでまとめました。で、今回の後期展示「駆け出しの動物画家 ~薮内正幸初期作品展~」は1971年に福音館書店を退職するまでの作品、つまり会社員でありながら夜は画描きとして他社の依頼を受けるようになった、本人31歳の時までの作品展となります。
本来なら福音館書店で出版される予定だった哺乳類図鑑の原画に、後に数々の動物絵本を手掛けることとなりますがその最初の作品「くちばし(1965年)」に「どうぶつのおやこ(1966年)」。また「子どもに聞かせるどうぶつの話(実業之日本社/1967年)」では空想上の生き物も多く描いています…河童がちょっと不気味だゾ。
2024.07.31 (水)
6月には「世紀を超えた鳥類標本の全容」展を見に行った八ヶ岳美術館ですが、今日は片田好美さんの展覧会に。
これまでに何度か片田さんの原画を拝見していますが、野鳥と季節の植物が組み合わされた画、好きなんです。それぞれに添えられた、そのシーンを描くに至ったエピソードも面白くって。何よりね、普段はホワイトがベタベタに塗られた原画を目にしているので、繊細さに目を見張る思い!
ちなみに八ヶ岳美術館は建物周辺もステキですよ。ウチの倍ほどの標高があるので(1,400m)爽やかだー。
2024.07.30 (火)
最近「水が出た~でもやっぱ出ない~」とか、「クマ出た~でもウチには出ない~」とか、水にクマに出た出ないな話ばっかりな気が。
それで思い出した、北杜市に水の山プロジェクトってのがあって、それの公式マスコットキャラクターが「ミズクマ」って言うんです…今のウチかよ。で、それで終わりじゃない。実はサントリー天然水のキャラクターにも「ミズクマ」がいるんです。
微妙に似てるけど…いいの!? どっちかがパチもんってことではないよね!?
2024.07.29 (月)
連日の水の話でスミマセン…。
昨日の今日で早速に井戸関係を見てもらいまして…電動ポンプによる取水のON・OFFと水の出がリンクしてないんじゃないかと。つまり…ひょっとして…井戸から美術館まで埋設してある送水管のどっかで漏水の可能性ってこと!?
これは長期戦になるかもしれない…。
2024.07.28 (日)
また水が出ないんですが…。
井戸の配電盤を見たけどちゃんと電気は通ってるし(この間はすぐブレーカーが落ちちゃう)、何より一昨日はちゃんと「出た」わけだから、タンクに取水はされてたんだよね? それが今日は「出ない」ってことは、タンクに取水されなくなったってこと? いずれにせよ、今日は日曜なので役場はお休み。連絡は明日以降だ。
ということで、またご不便ご迷惑をお掛けするかもしれません…本当に申し訳ないです…。
2024.07.27 (土)
夕立(?)の後の空が何だかすげー。
2024.07.26 (金)
水出た、水出た、水出た…水が出たぁぁぁっ!
本日井戸のポンプ交換の工事があり、水が出ました!いやいやいや…断水期間は2ヶ月半だよ、長かったぜ…。ホント、ご来館のみなさまにはご迷惑をお掛けいたしました。もう嬉しくって、ちょっと踊っちゃう!? みたいなテンションでいたら役場の方が来て「塩素添加の機械がダメなのが判明しました。とりあえずトイレは問題ないですが、飲用はしないでください」。
また2ヶ月半…ってことはないよね!?
2024.07.25 (木)
現在の入館券の絵柄は「トビ」「ゴジュウカラ」「ツバメ」「ヒグマ」ですが(おコは「カルガモ」「ジャイアントパンダ」の2種)、大人4種の中では「ゴジュウカラ」が一番人気ですかね。色味のキレイな小鳥ってことで、鳥にあまり興味のない方も選ばれているようです。描かれている種名のラベルを見て「このシジュウカラにするワ」って方、結構いらっしゃいますし。
それがここにきて、「ヒグマ」を選ばれる方が急増というか激増というか…人気急上昇中なんです。「最近この辺りもクマが多いみたいだからヒグマで!」。
…ヒグマはさすがに出ませんけどね(笑)。