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美術館について

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入口の看板は、薮内正幸と親交の深かった田島征三氏の筆によるものです。

美術館について

美術館内部当館は動物画家である薮内正幸(1940 - 2000年)が描いた原画を管理、収蔵、そして展示する施設として、2004年に開館をいたしました。日本では唯一の動物画専門の美術館であり、絵本や図鑑の挿絵などをテーマにあわせて半期ごとに作品を入れ替えつつ展示しております

当館では原画が持つ迫力を見ていただく美術館としての立場に加え、昨今取沙汰されている環境や食の問題、命の捉え方等、生き物に興味を持つきっかけをつくる場所となれるよう、動物園や博物館に近い視点での展示にも留意しております。

鷲鷹図鑑模写
小学生の時に野鳥図鑑を
模写したノート

また、薮内自身は生涯絵を習ったことはありませんでしたが、子供の頃から生き物が好きで絵を描き続けた結果、動物画家という道に進みました。生涯をかけて貫いた動物への愛情、尊敬の念が筆を通して描かれた毛1本1本から伝わっていただければ嬉しく思います。

美術館というとちょっと敷居の高いイメージがありますが、当館ではお子さんが床に座り込んで絵本に見入っていたり、展示している画を模写している姿を見ることもあります

2013前期DMこうもり表紙こうもり表紙こうもり表紙


また展示室での滞在もそこそこに、樹木に囲まれた静かなテラスでノンビリされている方もいらっしゃいます。この様なサロン的感覚の当館にお気軽にお越しいただき、動物、そして野鳥の姿をお楽しみいただきながら、一人でも多くの「生き物好き」の方が増えることを心より願っております。

薮内正幸美術館長 
藪内竜太

当館の特徴