2007.06.30 (土)
「地方の動物園はいかにあるべきか」というテーマのシンポジウムに行ってきました。
これは旭山動物園開園40周年記念と、旭山動物園くらぶ発足10周年の記念事業の一つとして開催されたものです…ので、会場はもちろん旭山動物園。今朝、夜行列車で北海道入りしての参加です!
パネリストは北九州到津の森公園の岩野園長、富山市立ファミリーパークの山本園長、秋田市立大森山動物園の小松園長の御三方に、コーディネーターを旭山動物園の小菅園長が務めました。皆様それぞれに戸田が生前大変にお世話になり、特に到津の森公園にいたっては2年連続で薮内の原画展を開催して下さいました。行かぬわけにはいかんですよね。
各「大」園長はみなさんお話がお上手!ついつい本題とずれてしまった話ひとつとっても引き込まれます。3時間、あっという間でした!
2007.06.28 (木)
新商品ができました。ってもウチが作ったものではないのですが。
「バードセイバー」。日本野鳥の会が、薮内の描いた飛翔するオオタカの画を使って制作しました。
これは小鳥たちが窓ガラスに衝突する事故を防ぐためのステッカー。窓ガラスに貼ることにより、鳥たちにガラスがあることを認識させるというもの。昔は単に「衝突防止ステッカー」って言ってた気が。さらに猛禽類のシルエットは小鳥たちが自分の捕食者として本能的に避けるとも聞いた気がします。
もちろん美術館でも取り扱いますので、どうぞよろしく!
2007.06.26 (火)
NHKで身近な昆虫たちの異変についての番組をやってましたが、その中でクマゼミのことも取り上げていました。
子供の頃、クマゼミは東京では見られないセミでした。だから夏休みに「大阪のじいちゃん、ばあちゃん」のとこへ行くと声が聞こえるのがすごい嬉しかったんです。そして標本にしたくて、必死に追いかけてました。それを見てたヤブさんは、逆に関西では見られなかったオナガが東京では普通に見れて、それが嬉しかったって言ってましたっけ。
いつからなんでしょう、クマゼミが東京でも見られるようになったのは。原因は諸説あるようですが、公園等への植樹のため輸送されてきた樹木の根に付いた土に幼虫が入っていたケースもあるようです。
当然、それまでそこにいなかった生物が入り込めば、そこの生態系は乱れてゆきます。「あぁ、子供ん時の憧れのセミが鳴いている…」なんて悠長なこと言ってる場合ではないのです。
2007.06.22 (金)
朝から雨足は結構強く、家の前の側溝も流れが速くなってました。よりによってそこに…。
カサさしたムスコが「おとーさんっ!何かいるよっ!」と。「何!?」と側溝をのぞいた途端、胸ポケットに入れていたケイタイが流れに。あー、ケイタイってよく流れるんだねぇ…って、大変!
数m先で引っ掛かってんのを回収しましたが、あやー…画面真っ暗だ。
よく「トイレに落としたけど、一晩たったら復活した」何て聞くので、それに期待をしましょう。
しかし、ねぇ…。因みにムスコの見つけたのは小さなクモ。そのために…。
2007.06.22 (金)
今日は地元白州小学校の子供たちが来る予定だったのですが…朝からの雨で延期、と。まぁ散策とかも予定してたからしゃあないですね…。
とはいえ、ここんとこどなたかが来るってことで美術館に待機していて、予定変更によりスレ違うこと多々あり。
ま、物事はタイミングですからね。おかげで他の作業がはかどりました♪
2007.06.21 (木)
バーダー誌でお馴染み、文一総合出版に。
「薮内のペン画集を出したいなぁ」何て話が発端で、「だったら連載して、それを最終的にまとめようか…」等々計画が。もちろんね、どうなるかはわかりませんが、そう言っていただけるだけ有り難いです!そういえばバーダー誌では2001年6月号では「シロハヤブサに出会えなかった男」として特集を組んでもらいました。本当に感謝です…。
そして夕方より白州へ。学校のあるムスメは無理だから、保育園のムスコと久々の♂チーム二人だね。ただし(竜)は料理をしない(できない)ので、妻からは「滞在が長いと子供が栄養失調になる」と言われており…いつ戻ろうかね。
2007.06.20 (水)
午前中はサントリー本社に。今は赤坂ではなく、お台場なのですね。初めて「ゆりかもめ」に乗りました。自動運転で運転士もいないから、ちょっと不思議です…遊園地の乗り物みたいだ。
午後、福音館に行って薮内の久々の新作となる「どうぶつカード」の現物を見てきました。
すでに「えあわせカード」というものはありますが、今回のは絵合わせゲーム(神経衰弱)としてだけではなく、それぞれの動物の食性や習性等の情報が入っており「きづけばどうぶつだいすき」のサブタイトルつき。1箱980円になります。
福音館のOさん(…伏字にならないかも)、お世話になりました!
2007.06.19 (火)
美術館に行った時は真っ先にアンケートに目を通すのですが、昨日の日付のアンケート、何と前日にイングリッシュ・ブルーベルでお会いした方!
確かに「機会ありましたら美術館へも…」とは言いましたが、まさか翌日に来て下さるとは!さらにその方、小淵沢から歩いて来られたようです。小淵沢から通って来ているスタッフが「来る途中で歩いてる方がいて、どこ行くのかなーとは思ってたんですよ」と。
I瀬さん、有り難うございます!
2007.06.18 (月)
ちひろ美術館の方よりお電話が。何でも、1967年〜1970年に開催された「ベトナムの子供を支援する会」で当時使われた屋外展示用パネルが立命館大学国際平和ミュージアムに保管されており、その中に薮内のものがあった、と!
えー!?その画って、オオカミが落ちたほら穴にプレーリードッグが流した涙が溜まって…ってヤツ!?今江祥智さんが書いた文章と相まって、すごいメッセージ色のあるポスター(パネル)なんですよね!
以前に薮内の仕事部屋で見つけた「ベトナム戦争の記録」という本の中でそのパネルの存在を知り、でもそのパネルは見たこともないし、ましてや屋外展示作品だったからとっくに処分されてると思ってました!それが、残ってたんですね!
ところで今日は薮内の命日でもあり、本人がいなくなって7年経ったってことですが…それでも出てくるものなのですね。
2007.06.17 (日)
…で、昨年に続いて喋ってまいりました。
川越に行く電車の中で話す内容を整理しようと、カバンの中から箇条書きにした紙を…ん!?無い!?…家に置いてきちゃったのか!?
あ〜あ、これだもんなぁ。ちゃんと話し忘れがないようにと準備したのに。ま、しゃあないな、メモなしだ。
一応時間通り話し終えれば、あら!?机の上には「どうぶつのおかあさん」が。そうだよ!「どうぶつの〜」の話をするからって、わざわざ片居木さんに用意してもらってたんじゃないか!…皆さんからいただいた拍手を遮り、スンマセン、話の追加です。
ご参加いただいた方、有り難うございましたに加えて、お見苦しい点はご勘弁でした。