2005.09.27 (火)
現在、絵本「かりにでかけたキツネの子」の原画を展示しています。原画は水彩画が多いヤブさんにしては珍しく色鉛筆で描かれています。細密な水彩画もいいですが、色鉛筆の画は柔らかい印象で見ていると優しい気持ちになります。
描かれているキツネにはモデルがいます。ヤブさんの愛犬・ヒメです。12歳のおばあちゃんですが、中々のべっぴんさんです。
柴犬のヒメはヤブさん曰く「尻尾以外はキツネにそっくり」らしく、ヒメの動きを参考に絵本を描いたそうです。
ヒメによく似たキツネの画に会いに来て下さいね。
(理絵)
2005.09.25 (日)
今日、初めてギャラリートークをしました。いつもは竜太さんや戸田さんがしているのを遠くのほうから眺めていたので、どこか他人事でした。
とにかくとちらないように、分かりやすくと心がけてお話をしました。けれどいざ話そうとすると伝えたいことというのは中々まとまらないものですね。
ヤブさんの魅力を少しでも感じていただけたら嬉しいのですが。
(理絵)
2005.09.22 (木)
あまり話題になっていないのが悲しいのですが、9月20日〜26日まで、動物愛護週間です。山梨でも23日にアイメッセで大規模なイベントが開催されます。
動物愛護に関する法律も強化されましたが、全国で年間44万頭以上の犬、猫たちが殺処分されている現状は変わりません…。
その半数以上が子猫です。殺されるために生まれてきたようで、哀れで仕方ありません。ヤブさんが生きていたら、この現状をどう思うのかな…。
我が美術館が、動物へ関心を持ったり、命の尊さを感じる場となればいいな…と願いながら働く毎日です。
愛護週間にちなみ、美術館にも是非足をお運び下さい!
(家永)
2005.09.20 (火)
薮内のプロフィールを紹介したパネル、展示室の入口に掲出していますが、これまでのはとてもチンケでした。貧相でした。
「作りかえなきゃナ…」とは思っていたのですが、ついつい後回し。それが…今、とてもステキになってます!
実はコレ、先のおかやま絵本原画展で使われたもの。六本木にある「ラピアーツ」さん製作のものです。
是非ご覧下さい!
2005.09.14 (水)
展示替え、無事に終えました!
今年最後の企画展示は「素描画展」。1959年に大阪から上京した薮内「青年」の、若さもあって画を描く情熱のカタマリだったような時代の作品から、仕事の合間にぴぴっと描いたスケッチまで、多様な作品を集めました。
あれもこれも、の結果は額いっぱい!展示替え、いつになく大変でした…ふぅ。
2005.09.06 (火)
第2期の展示「絵本の世界」があと一週間で終わります。
前回の展示替えからもう2ヶ月が経ってしまいました。15日からは第3期「素描画展」がスタートします。
絵本の中の動物たちとももうすぐお別れ。そう思うとヤブさんの描いた動物たちがいつも以上に愛しく思えます。ヤブさんはたくさんの絵を残してくれたから、次に展示で会えるのはいつになるんでしょうねぇ。
毎日接していただけに寂しさもヒトシオ。残り一週間、展示室にいる時間が長くなりそうです。
(理絵)