2005.07.21 (木)
白州町もすっかり夏の装いになってきました。
毎朝、美術館の周りの林から聞こえる蝉や鳥のさえずりに耳を傾けるのが日課となっています。
通勤途中で虫かごと網をもった子供たちの姿を見かけると、自分の幼少時代を思い出し、とても懐かしい気持ちになります。時代は変われど、子供たちは虫や動物に興味津々なんですよね。
現在、美術館ではたくさんの動物の絵を展示しています。小さなお子さんも楽しめる企画ですので、夏休みの思い出に是非ご家族でいらしてください。
(家永)
2005.07.15 (金)
先日とても素敵なお客様が見えました。
お年を召していらっしゃるのに、背筋をぴっと伸ばして颯爽と歩かれ、頭には黒のベレー帽をかぶり、肩までの髪はキレイに巻かれていました。身なりや所作に気を使われているのも素敵でしたが、さらに素敵だったのはそのお人柄です。
うんと年下の私にも決して崩れない丁寧語。そして人との出会いを「ご縁」という言葉で表現されること。イマドキちょっと出会えないその言葉はとても新鮮に響きました。「あんな風に年を重ねたい」そう思いました。
この美術館はそんな出会いでいっぱいです。次はどんな方がお見えになるのでしょう?
追伸:60代後半と予想してその方にお年をお聞きしたらまたびっくり。大正15年生まれの80歳でした。ますますFanになりました。
(理絵)