2024.08.06 (火)
残暑見舞い
暦の上では明日が立秋ですが…ウチではヤママユの姿を最初に見た日を秋の入りとしてますんで、一足早く秋になりました!
ということで、残暑お見舞い申し上げます。
- 薮内 竜太 |
- 20:48 |
- 未分類 |
2024.08.06 (火)
暦の上では明日が立秋ですが…ウチではヤママユの姿を最初に見た日を秋の入りとしてますんで、一足早く秋になりました!
ということで、残暑お見舞い申し上げます。
2024.08.05 (月)
とりあえず今回も展示作品をご紹介してみましたが…コレが今回の一番の目玉って言えるかな?
福音館で出版予定だった哺乳類図鑑の計画がポシャり、松居直さんから「絵本にするから何か動物の話を探してみろ」と言われて選んだ「くちばし」が結果的に絵本のデビュー作となったわけですが、実は同じビアンキによる「こねずみのピーク」を先に選んでいるんです。そして束見本を使ったダミーまで作られていました。
この話は講演でもあまり喋ったことが無く、さらにこのダミーは完全初公開。これまで誰も見たことがないシロモノです、必見ですよ!
2024.08.04 (日)
展示作品紹介、その4~。
「こどもとかんさつ」という野鳥の画、これは1967年~1968年の「こどものとも」に付録として織り込まれていました。パンチ穴も開けられており、まとめれば野鳥図鑑の出来上がりってことですかね。後の「にわやこうえんにくるとり」に始まる日本の野鳥シリーズの原型とも言えるのかな。ちなみに当時の折り込み、販売もしておりまっす!
ショーケースには、哺乳類図鑑の画の進捗状況を記したノートを。何千点にもおよぶ挿絵を一つ一つチェックしていたようです。そしてクリアファイルは「くちばし」と「しっぽのはたらき」の下絵集(ダミー本のコピー)。それぞれ当初は別のタイトルだったとか、登場する動物が違ったりとか、なかなかに興味深いですぜ!
2024.08.03 (土)
展示紹介、その3~。
これまでも時々展示をしてますが、「初期作品っていったらコレ外せませんよねー」な、「くじら」(福音館書店/1970年)と「ちーたーのロンボ」(ポプラ社/1970年)。それぞれ構成点数が多い作品なので今回は人気のシーンを中心にしましたが、やっぱ評判いいっすね。それぞれ絶版なのがもったいないなー。そして「風流けもの紳士録」(早川書房/1964年)に「ワンダーブック」(世界文化社)は1970年10月号、「あ・ら・かると」は東京動物園協会発行の「どうぶつと動物園」誌に連載されていた、全国各園の飼育係の方が動物園での日常の小話を記したコラム。そのカットを長年に渡って描いており、今回は展示テーマに合わせて福音館書店在籍中に描いた中からチョイスしました。
それぞれ、ぜひ原画でご覧くださいませ~。
2024.08.02 (金)
展示のご紹介第2弾は、まずは「かがくのとも」。創刊号である「しっぽのはたらき」を筆頭に、福音館在籍中は「とき」「こうていぺんぎん」(ともに1970年)の3冊を手掛けております。それにしても、「こうていぺんぎん」の表紙は何度見ても寒々しい…。今の季節だからいいけど、冬にはちょっと…。
そして今や「ガンバ」に喰われちゃった感がありますが、実は「グリックの冒険」(牧書店/1970年)がシリーズ三部作の最初の作品。ガンバはあくまでも「グリックの冒険」の登場鼠物に過ぎなかったんですけどね。
「こんにちは とり」(学習研究社/1971年)は表1/表4の下絵も一緒に展示してみました。「鳥の世界に大胆に挑戦した初めての絵本」ってタイトルの上に記されてますが…大胆かどうかは、ぜひ閲覧用の棚より手にしてご覧くださいませ~。
2024.08.01 (木)
そういや現在の展示の様子をちゃんとお伝えしてませんでしたね。ですんで改めて今回の展示について~。
開館20周年の本年、前期の展示では「素顔の薮内正幸」と題して全てプライベートで描かれた画だけでまとめました。で、今回の後期展示「駆け出しの動物画家 ~薮内正幸初期作品展~」は1971年に福音館書店を退職するまでの作品、つまり会社員でありながら夜は画描きとして他社の依頼を受けるようになった、本人31歳の時までの作品展となります。
本来なら福音館書店で出版される予定だった哺乳類図鑑の原画に、後に数々の動物絵本を手掛けることとなりますがその最初の作品「くちばし(1965年)」に「どうぶつのおやこ(1966年)」。また「子どもに聞かせるどうぶつの話(実業之日本社/1967年)」では空想上の生き物も多く描いています…河童がちょっと不気味だゾ。
2024.07.31 (水)
6月には「世紀を超えた鳥類標本の全容」展を見に行った八ヶ岳美術館ですが、今日は片田好美さんの展覧会に。
これまでに何度か片田さんの原画を拝見していますが、野鳥と季節の植物が組み合わされた画、好きなんです。それぞれに添えられた、そのシーンを描くに至ったエピソードも面白くって。何よりね、普段はホワイトがベタベタに塗られた原画を目にしているので、繊細さに目を見張る思い!
ちなみに八ヶ岳美術館は建物周辺もステキですよ。ウチの倍ほどの標高があるので(1,400m)爽やかだー。
2024.07.30 (火)
最近「水が出た~でもやっぱ出ない~」とか、「クマ出た~でもウチには出ない~」とか、水にクマに出た出ないな話ばっかりな気が。
それで思い出した、北杜市に水の山プロジェクトってのがあって、それの公式マスコットキャラクターが「ミズクマ」って言うんです…今のウチかよ。で、それで終わりじゃない。実はサントリー天然水のキャラクターにも「ミズクマ」がいるんです。
微妙に似てるけど…いいの!? どっちかがパチもんってことではないよね!?